3月14日、新規抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ錠10mg・20mg」が発売されました。
(塩野義製薬webサイトより)
販売名 | ゾフルーザ錠10mg・20mg |
名前の由来 | XO(ノックアウト,~がない)+ influenza = Xofluza |
一般名 | バロキサビル マルボキシル |
会社名 | 塩野義製薬(株) |
薬効 | キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬 |
効能・効果 | A型またはB型インフルエンザウイルス感染症 |
用法・用量 | 下記投与量で単回経口投与 【通常用量】 12歳以上:20mg2錠(1回40mg) 12歳以上で、体重80kg以上の患者:20mg4錠(1回80mg) 12歳未満で、体重40kg以上の患者:20mg2錠(1回40mg) |
薬価 | 10mg1錠 1,507.50円 20mg1錠 2,394.50円 |
新規作用機序の薬剤です
ゾフルーザは、既存薬とは異なる作用機序の薬剤です。
詳細は、こちらのページをご参照くださいませ~。

4月からの薬価は変わらず
告示の第1条が2018年3月31日までの薬価基準に追加する件、第2条が2018年4月1日以降の薬価基準に追加する件です。
両方とも同じ薬価が記載されているので、4月以降も同じ薬価ですね。
私、今回初めて新薬価告示日以降の薬価収載を経験しました。
両方(2018/3/31まで&2018/4/1以降)の薬価基準に追記する告示が出るんですね~。
もし薬価の告示に興味ある方いらっしゃいましたら、こちらの備忘録をご参照ください。

参考文献
1)抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ錠10mg・20mg」新発売のお知らせ, 塩野義製薬(株), http://www.shionogi.co.jp/company/news/qdv9fu000001b56q-att/180314.pdf.