「1日1論文、30日で、薬剤師としてレベルアップ! 医学論文の活かし方」という書籍の企画に参加したので、備忘録的にブログにまとめました。
ことの発端
みに丸先生のつぶやきに、出版社の金芳堂さんが反応してくださったのが、ことの発端です。
フットワーク軽くて素晴らしい。
そして社内で企画を通す実行力もステキすぎます。
https://twitter.com/ph_minimal/status/1327090123331158017
「医学論文の活かし方」拡大企画。今度は、論文抄読会・EBMワークショップの醍醐味をTwitter上で体験してみませんか? Twitter上を、論文抄読会・EBMワークショップの会場と見立てて、「医学論文の活かし方」を読んだ感想や独自の意見をツイートしてください。ツイート方法は・・・(H)
— 株式会社 金芳堂 (@kinpodo_pub) December 1, 2020
ヤンデル先生が反応してくださってましたね。ビックリした(嬉しい)。
https://twitter.com/Dr_yandel/status/1334300111103385600
つぶやきまとめ
書籍を読んで、どうおもったのかをつらつらつらつら呟いてます。
ネタバレしないようにふんわりした感想なので、これだけ見ても意味不明かも…。
本を読みつつ「他の人はどう考えたのかな~」って感じで参考にしていただけると嬉しいです。
つぶやきは、だいたい「10分くらいで読む→お風呂でのんびり考える→寝る前にTwitterでつぶやく」というルーチンにしてました。
時間無くても一日3ページくらいなら、意外となんとかなるね。
なお、なんとかならなかった日は、後日2日分読みました。
寝落ち仕方ない。
1 day 健康な成人のインフルエンザに対する、新薬「バロキサビル」 vs 旧薬「オセルタミビル」 PMID:30184455
discussionってキャッチーな文章が多いので、独り歩きしがちですよね。
「論文で〇〇の効果が期待できると書いてあった」→「この薬〇〇に効くらしいです!」→resultでは言及なし とか。
論文を読む上で一番大事にしたいポイントです
新薬一年生の評価を、論文数本で決めるのって時期尚早なんですよね。
もう世間から飽きられた感のあるバロキサビルちゃんですが、これから評価が固まるお薬なので、長ーい目で見守っていこうと思っております。
2 day 介護施設に居住している認知症患者の肺炎に対する、抗菌薬投与の有益性 PMID:20625013
3 day 風邪に対する抗菌薬投与は、肺炎をどのくらい予防するか PMID:23508604
中耳炎て軽症の場合はウイルス性が多くて抗菌剤が不要のことが多いらしいんです。 で、問題は軽症か中等症か悩ましいケースね。…やっぱり念のため抗菌剤処方してもらっちゃうことが多いですよね〜…。
やっぱり1日でも早く治って欲しいし(うちの子は風邪を引くとご飯を食べなくなるタイプなので心配)、私も1日でも有休を取る日数を減らしたいしね…。 DAY2にも通じるのですが、たとえ家族とはいえ他人の治療をしないと判断するのはしんどいよねって話でした。取り止めもない。
4 day 「うがい」の習慣は、風邪の予防にどのくらい役立つか PMID:16242593
やり過ぎなければ、ポビドンでうがいしたい強い意志がある人を、あえて説得する必要はないのかもなぁ。
…Twitterで流れてきた論文の情報を見て読んだ気になる私としては、耳が痛かったです。
その気持ちをエセ科学に利用されないように、寄り添った提案をするのはOTC薬剤師&登録販売者の腕の見せ所ですね。ががががんばる。
5 day 風邪の初期に飲む市販薬 「葛根湯」 vs 「パブロンゴールドA」 PMID:24785885
漢方薬の英語表記の検索法も勉強になります…
あと最後のほうの「エビデンスが曖昧だからこそ…」ってめっちゃ良い言葉ですね!私の座右の銘引き出しに収納されました…。
接客心得がプロ過ぎて、DAY5には黒帯OTC薬剤師しかいないのか…!?と思いました。(←そうだよ)
文章の端々から漢方への愛を感じて、もはや私が相談に行きたいです。
effectivenessの比較は重要ですよね〜。efficacyが良ければヨシ!とは(特にプライマリー領域は)いきませんものね。
その辺意識して情報提供していきます。
6 day 風邪で小児が夜間に咳をしている際、「ハチミツ」で症状を軽減できるか PMID:22869830
それに対する提案の仕方が優しい!
あと最後の一文はホントその通りだな、と思いました。忘れずに注意せねば。
常連さんにさりげなく伝える技術が素晴らしいです。信頼関係(ラポートってやつ?)が構築されてるのを感じます。こういうのをそっと伝えられる人になりたい。
ハチミツがまだちょっと怖くてね〜…。まぁヴェポラッブも2歳未満はビミョいのですが、ウチは合ってました。
小児の咳については「OTC医薬品の比較と使い分け」が参考になります(別出版社ですよ)
7 day アレルギー性鼻炎に対する、新薬「ビラスチン」 vs 旧薬「フェキソフェナジン」 PMID:27421817
というわけで4年前にめっちゃ見た臨床試験の論文。
この論文を読んだ個人的な結論は、フェキソフェナジンでええやろ、です。
1〜3日目の総合鼻症状スコアで有意差出たのはわかりますが、副次評価項目だし、そもそも16点満点中の0.2点差が何になるというのか。
わざわざ新有効成分を使うことはないかなーと思いました。
最近はガイドラインのお陰で根拠レスなプロモーションが減ってきていると思いますが「デメリットは積極的に情報提供されない場合もある」ことを頭に入れておこうと思いました。
8 day CVDリスクを抱える2型糖尿病患者に対する、厳格な血糖降下療法の有益性 PMID:18539917
医学論文といえばACCORDですよね(偏見)
これは全新人薬剤師に読んで欲しい論文。
最近は大学で習ってるのかしら?
え?J-DOIT3?その件はちょっと一旦おいておこうか…。
血糖値、上がりすぎはもちろんダメだけど、下げすぎても低血糖になるわけで。
その間でうまくQOLと治療への意欲を維持できる目標を持ってもらうと、長期的なアウトカムも良くなるのかなーと感じた次第です。
9 day DPP-4阻害薬の「サキサグリプチン」は、糖尿病患者の心血管イベントを抑制するか PMID:23992601
実務でどう活かしているかが書かれていて、とっても勉強になりましたっ。
試験デザインをちゃんと見るっていうのはホント大事だなぁと思ってます。とく糖尿病は米国と日本で患者像が結構違うイメージありますし。気をつけよう(自戒)
めっちゃ個人的な好みなのですが、9dayと10dayの間のコラムの例が好きです。66ページのやつ!
特に交絡バイアスが秀逸。
バイアスの力を使えば人の騙すのって簡単なんだな…と思いつつ、自分は騙されないように気をつけます。批判的吟味!
10 day SGLT-2阻害薬「エンパグリフロジン」は、糖尿病患者の心血管イベントを抑制するか PMID:26378978
2015年はこれ一色でしたね。
2010年度のユーエフティぶりに、2016年度薬価改定でジャディアンスに真の有用性加算がついたのも懐かしい。
末っ子にも関わらず実力で他剤を薙ぎ倒して行く様が印象的でした。
で、その実力とは?って話がこの論文。
絶対差と相対比は、必ず頭に入れておかないといけない観点ですよね。
有効性って過大評価されがちなので、世の中に流されないよう自分の軸をしっかり持っておこうと思いました。
有効性は絶対差で考える!よし!
推論と医師や患者への声かけ案が素晴らしくて、ザ・臨床薬剤師って感じです。
今後複数の科で使われそうですし、仰るとおり薬剤師の手腕が発揮できる薬剤ですよね!
11 day SGLT-2阻害薬「カナグリフロジン」は、糖尿病患者で腎保護効果を発揮するか PMID:30990260
こういう基本的なところも詳しく補足してくださっててありがたい…。
事実と期待を混ぜて情報提供するっていうのは、意識的に気をつけていないとやりがちなので、引き続き気をつけたいと思います。
早期中止って良いことですし、倫理的にもすべきなのでしょうが、それによってわからないことも出てきますよねぇ〜…悩ましいです。
下肢の件は結局クラスエフェクトなのかよくわからないので、引き続き追っていきたいところです。
82ページに解析手法についてのコラムがあります。
ITT解析?per protocol解析??…プシュー…(脳が熱暴走)って人にぜひ読んで欲しいコラムです。
ROCKET-AFという題材も提示していただけてるのが嬉しい。見てみようっと!
12 day 減量や生活習慣の改善は、2型糖尿病の発症を抑制するか PMID:11832527
「運動頑張ってくださいね」って言われるのと、「一週間に150分を目安に運動してくださいね」って言われるのじゃあ全然違いますものね。
モチベーション維持のためにも、スモールステップを刻むの大事ですよね
1日20-30分、2年継続してる人、そこそこいそうですものね。
最近?だとドラクエウォークもかなり歩かされますよね〜。
こういった楽しく運動できるアプリやゲームを紹介するのも良さそうです
13 day 脂質異常症の男性に対する、「プラバスタチン」の一次予防効果 PMID:7566020
この試験もなのですが、複合エンドポイントでは有意差があるけど、個別では信頼区間が1をまたぐ試験って、どう評価すれば良いのかめっちゃ悩みます…。
私は結構割り引いて見ちゃうのですが、どうなんでしょうか…(@_@)
中断率30%って聞くと「高!」と思いますが、たしかに4.9年間の継続率70%と考えると超優秀ですよね。
後半の意見は頷くところばかりで、薬剤師が見守るってだけでも治療効果があるのかもなぁと感じました。
ちなみにこの件(ホーソン効果)については、青島先生と児島先生が語ってるので聞いて欲しい。
プラセボの可能性について思いを馳せた。
【人気薬剤師 青島周一×児島悠史】本音でゆるトーク「医療情報の検索・見極め・活用」(薬ゼミ「THINK CUBE」コラボ #3)
薬を飲むのはただ長生きするためじゃなくて、その人らしく生きるために飲むんだと思っているので、患者さんの価値観を知るのは大事ですよね〜。
(メインの話である)外挿の妥当性は、大規模スタディでは常に悩まされますよね…。
14 day 「フェノフィブラート」は、2型糖尿病を伴う脂質異常症患者の心血管イベントを抑制するか PMID:16310551
だからガイドラインの記載も改訂ごとにふんわりしちゃうのよ!悲
飲んだらにゃんにゃらな薬ってよく特集されてるけど、どうせならこういう論文を使ってビシバシ斬れば良いのに、と思う。
追伸:はやくパルモディアの特定使用成績調査結果を出してください。
特定使用成績調査が実施されたって点は、パルモディアの発売に感謝したいですね。
もう他のフィブラートはハードエンドポイントの試験をしてくれないだろうから、君だけが頼りだ…!
15 day 「エゼチミブ」を「シンバスタチン」に追加することの有益性 PMID:26039521
というモヤモヤを、優しい言葉で言語化してくれてるのが意見2さんでした。
理知的かつ中立的で角が立たないけど言うべきことはハッキリ言う、こういう表現ができる大人になりたい。
16 day 「ARB」と「ACE阻害薬」に期待された、併用による上乗せ効果 PMID:18378520
「併用…意味ないのになぁ」と教科書的に判断するのではなく、経緯を知って伴走する姿勢はまさにかかりつけ薬剤師…!ステキです。
テルミサルタンの非線形に触れている点も良き。サインの女性副作用マネジメント的に大事ですよね!
特に生活習慣病系(だけじゃないかもですが)の海外の論文の組み入れ基準を見ると、日本人に当てはめるのは難しいなぁと常々感じています。特にポジティブ・スタディ。
米国人と日本人じゃ体格が違いすぎるんや…。
ポジティブ・スタディなのかネガティブ・スタディなのかわからなくなるんじゃ〜。
17 day 高血圧患者に対する、120mmHg未満を目指した厳格な降圧治療の有益性 PMID:26551272
この手法ならリスクスコアがある疾患なら…例えば抗凝固薬の論文でも応用できそうですね。勉強になります_φ(・_・
「できたら」じゃなくて「できれば」なのかもしれない。
18 day 「Ca拮抗薬」や「ACE阻害薬」は、「サイアザイド系利尿薬」よりも優れているか PMID:12479763
時代についていけてないので、まとまってるサイトがあるのは本当にありがたい…。
Backgroundは読むの楽しいですし、勉強になりますよね〜。古い論文読むときは特に大事にしてます。
年齢と、群間差がないかくらいしかみてなかった。
海外の論文を見る際のチェックポイントが増えました…。ありがたい!
19 day 80歳以上の高齢者に対する、降圧治療の有効性と安全性 PMID:18378519
でも副次とはいえ有害事象で有意差出てるのは気になります。意外とゆる降圧良いのかな?
プライマリーのおくすりは、相対リスクだけ聞いてもあんまり参考にならないですね…ご指摘のとおり、NNTも見るのが良さそうです。
そして確かにいろんな論文読んでると、誠実なSDMができそうです!
最後の二文は本当にそう思います。QOL大事。
20 day 心不全に禁忌とされてきた「β遮断薬」は、心不全の治療薬となり得るか PMID:10023943
情報の確からしさは常にグラデーションであることを認識したい。グレーが白っぽくなったり黒っぽくなったりするだけで、真っ白や真っ黒はほとんどないですよね〜。
ホント添付文書改訂までは結構かかりますよね…感度高くありたい。
「へぇ〜」って心に留めておく程度にして、何かあったときのクラス分けに使えたら良いな〜位にしといたほうが良いですよね。
SGLT2阻害薬も結局ほぼ違いはなかったしな…という現時点での思いも、将来的には変わるかもですし。楽しい!
21 day アルドステロン拮抗薬「スピロノラクトン」は、心不全患者の予後を改善するか PMID:10471456
あれですかね、乳腺炎になったときみたいな感じなんですかね。…ヒィイ。
もし今度女性化乳房の副作用が出た人にあったら、もうちょっと寄り添えそうです。
そしてそんなすごい治療でも、患者選択をミスるとむしろ害になるかも。という点は、常に心に留めておかねばならないと思いました。
特に新薬の臨床試験て、患者選択の部分が読み飛ばされがち(というかあまり言及されない)ので、注意せねば…!
この本はコラムがめっちゃ良いところで出てくるので、ホント良い…思考読まれてるのかしら…。
22 day 心筋梗塞後の不整脈を、抗不整脈薬で抑制することの有益性 PMID:1900101
私はこの時代は薬剤師として物心ついてなかったので直接何かあったわけではないですが、実際現場で働いてたら震えますよね…。
有望かな?位の認識ですかねぇ。
代用…?真…?って人は、ここを読むと詳しく書いてくれているので読むのだ…。
「プラセボ比較試験て意味なくない?」って人にはこの論文差し出したいですよね!
期待の新薬は夢の万能薬ではないのじゃよ…。
しかし、効果がある薬が「副作用ヤバイ!」と言われ、効果不明の薬が「夢の新薬!」と言われる現状が謎すぎますよね…。
最近のコデイン系の添付文書改訂を見ればわかるけど、添付文書が改訂するまでってまー時間かかりますからね。(仕方ないのですが)
その分、専門家が早めに情報入手する必要ありますよね〜。論文よも…。
GLも各学会HPもガンガン情報が更新されていくのをみて、論文は世界を変える力がある、を肌で感じた一年でした。
23 day 心房細動患者に対する、新薬「アピキサバン」 vs 旧薬「ワルファリン」 PMID:21870978
当時やたらと「全死亡で有意差でてます!」って聞いた気がします。
短期間に複数のDOACがポポポンと出て、違いがよく議論されてましたねぇ。懐かしい。
だいぶ前に聞いたセミナーで「エリキュースは医師の判断で用量を変えられない(年齢体重Ccrで決まる)。安易な減量は、エビデンスが無い事をしていると心得よ。」と仰っていたのを思い出しました。
初心を思い出させてくれてありがたい…。
いやホントね…非劣性試験で優越性!っていうのホント止めてほしい…。
私も惑わされるし、惑わされた人に説明し直すのが一苦労なのよ…。
まぁ今はそんなプロモーションする人はいないと思いますが。その点ではGL素晴らしいな。
24 day 動脈硬化性疾患の患者に対する、新薬「クロピドグレル」 vs 旧薬「アスピリン」 PMID:8918275
やっぱりコスパは正義。
当時は325mg/日がメジャーだったんですかねぇ…?今となってはなぜその量…?と思ってしまいます。
「論文が示す結果は変わらなくても…」と「薬理学は薬が効くメカニズムを教えてくれても…」は、名言!!
25 day 高尿酸血症患者に対する、新薬「フェブキソスタット」 vs 旧薬「アロプリノール」 PMID:29527974
25日目にして、患者背景が論文で一番大事なのでは?と思ってきました。
結局、ポジティブでもネガティブでも「その患者群に対して」どうかって話ですものね。ちゃんと見よ…。
26 day ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌は、自覚症状のない人でも有益か PMID:26198377
昨年親のがん疑惑でザワザワした身としては、がんと診断されることって本人もまわりも精神的肉体的負荷が大きいと思うんですよね…入院することもあるし。
という観点では、がんの発症、も真のエンドポイントとなりうるのかな、と思いました。
私もラスト一文と同じ結論に達しました。
中高生にスクリーニングしてるのは知りませんでした。時代に置いていかれている〜。
27 day SSRI/SNRIに抵抗性のあるうつ病患者に対する、NaSSA「ミルタザピン」の上乗せ効果 PMID:30468145
おっしゃる通り、ハミルトンの方を使っていれば違う結果になったかもですよねぇ〜。
ミルタザピンを使うといえば不眠改善なので(個人的感想)、不眠に悩む人に使って効果があれば良いんでないの?と思うなどした。
あれ、普通の論文にもあるのかな…(読み飛ばしている疑惑)
結構楽しそうというか、参考になることが書いてあるんだなぁ〜と知りました。今後はここにも注目しよう…!
28 day がん治療において、「補完代替医療」を選択することのリスク PMID:30027204
経済的負担のない範囲で、自分が納得してやる補完代替医療は致し方ないかな…と思います。
けど、そのキノコが数万円するなら、そのお金で思い出作ったり自分のことに使ったりして欲しいかな…。
第三者が介入するのは難しいですね…。
若い人ほど〜というのは本当にそうですね。若者はかかりつけがいないことも多そうですし、相談先に薬局が選ばれるようになると良いなぁ…と思いました。
29 day HPVワクチンの接種は、子宮頸部上皮内腫瘍(子宮頸がんの前病変)を減らすか PMID:30944092
ホント子宮頸がん検診て、産婦人科初心者には超ハードル高いからね。必要性はわかってても勇気いるのよ。
中高生の段階で、ワクチン打ちがてらかかりつけ婦人科ができると良いですよね。
30 day 認知機能障害が軽度のうちから、「コリンエステラーゼ阻害薬」を服用することの有益性 PMID:22972133
そうよね〜本人と介護者がなるべく穏やかに暮らせるのが一番よ…。
根治できないクスリはQOLを上げるために使う(と私は思っている)ので、クスリ飲んで困りごとが増えるのは本末転倒ですものな。
特にそもそもMCIは〜のとこ、マジか…と思った。全然知らなかった。
一部のがんにも言えますが、早期発見のくだりは本当にそうですよね。
患者だけでなく家族の人生にもかかわるので、プロとして関わってる人を尊敬します…。
あれもダメこれもダメ、よりは、あれもできそう、これもできそう、のほうが良いですものね。拡大解釈に配慮しつつも、前向きなメッセージが出せるようになりたい、と思いました!
30日間チャレンジをやり遂げた先生★
石井先生も30日間チャレンジをやり遂げられております!
企画が始まる前からやってらっしゃいましたから、先駆者ですね。
いまは新しい論文チャレンジをされているご様子…ホント見習いたいです。
https://twitter.com/yo_ishii_2021/status/1337412474610466817